
作業所まどか(軽作業)

あせらずに、ゆっくり成長。
無理のないゆったりしたペースで座って作業できます
作業所「まどか」では、簡単な野菜の下処理やカラフルな箸袋おり、箸置き、
簡単な小物を作成しています。就労継続支援B型作業所です。
アゲインの大人気野菜「姫にんじん」を扱っています
アゲインの野菜の中でも大人気なのが、「姫にんじん」や「カラフルにんじん」です。長さ10cmほどのかわいいミニ野菜です。普通のにんじんのサイズになる前に収穫することで、にんじん特有の匂いが少なく、野菜スティックとして生のまま食べられます。
そのかわいらしい大きさゆえ、洗い・ひげ根の処理・選別・袋詰めは大変時間がかかり、根気のいる作業です。
「まどか」では、利用者一人ひとりの適性に合わせて、これらの作業を分担しています。それぞれの得意分野を生かして助け合うことで、出荷までの一連の作業を進めることができます。
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1.洗浄機で洗う
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2.コンテナにうつす
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3.選別・根葉の処理
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4.計量・袋詰め
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5.テープでとめる
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6.商品シールを貼る
「姫にんじん」「カラフルにんじん」は、大型スーパーや首都圏のレストランでも大変好評で、多くの注文依頼をいただいています。
「まどか」1日のスケジュール
まどかの一日は「おはようございます」の挨拶からはじまります。それぞれの作業を職員より伝えられ、任された作業が出来たら職員に伝える。社会の中でも重要な関わりの 1 つを学ぶことが出来ます。ひとりひとり出来る事を見つけ、様々な体験を通じて「できた!」という喜びを感じてもらえるよう心がけています。
作業以外の場面でも、利用者の個性や良い面を評価し、
一人ひとりと向き合う時間を大切にしています。
まずは生活習慣を整えることから
また、さまざまな事情で一定期間就労されていなかった利用者の中には、生活が不規則で、毎日定時に通所することが難しい方がおられます。自宅に閉じこもりがちだった方は、農場で働きたいという意欲があっても、体力が十分でないこともあります。そういう方はまず「まどか」で、できることから少しずつ作業していただいています。
無理のないペースで通所していく中で、生活のリズムが整い、体力がついてきてから希望の就労訓練に移ることもできます。
一人ひとりのペースに合わせて、あせらずゆっくり
無理のないゆったりしたペースで座って作業しています
野菜は、今日まいた種がすぐ実をつけることはなく、水や栄養を与え、大雨や台風のような災害から守り、時間をかけて大切に育てます。私たち人間の成長もそれと同じです。
利用者のみなさんのさまざまな困難に対し、時間をかけて一緒に乗り越え、
生き生きと働きながら暮らせるようサポートしています。